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2003年06月06日(金) 17時51分

バトル・ロワイアル2の看板、「過激」批判受け差し替え朝日新聞

 故深作欣二監督の遺作で、中学生同士が殺し合う内容の映画「バトル・ロワイアル2」の広告看板に「表現が過激だ」との苦情が寄せられ、東映は6日までに、表現の差し替えを決めた。問題の表現は「『殺しに行け!』と、先生が言った。」「戦死者すべて中学生。」で、同社の宣伝担当者は「苦情がくるかもしれないと思っていた」という。

 東映は7月の封切りを前に、1日から首都圏や近畿圏など100カ所の中学校、高校近くに縦1メートル、横3メートルの同映画の宣伝看板を掲げようとした。しかし、これを見た地元の住民やPTAから苦情が相次ぎ、看板設置を拒む地権者もいた。

 このため、問題の表現をペンキで塗りつぶしたり、紙を張って隠したりした。16日までに「すべてのオトナに、宣戦布告。」などの表現に改め、看板自体を取り換えることにしている。

 前作の「バトル・ロワイアル」でも、宣伝文句を巡って苦情があり、東映は問題表現を隠した。映画の内容についても、過激な暴力描写が国会で問題とされた。(06/06 17:41)

http://www.asahi.com/national/update/0606/021.html

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