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2003年06月04日(水) 20時33分

県7施設への消費苦情相談 前年度比13%増、1万件超す 消費者金融など突出/兵庫毎日新聞

 県立神戸生活創造センターや県内5カ所の生活科学センター、丹波の森公苑に昨年度寄せられた消費に関する苦情の件数が、前年度比13%増の1万710件と初めて1万件を突破した。10年前の2倍以上の水準。電話・インターネット関連が約1・5倍の2328件、消費者金融関連が約2・6倍の843件と突出して増えており、全体の件数を押し上げた。
 その他の項目は、住宅などの工事・建築が384件▽資格講座が381件▽アクセサリーが298件など。販売形態では訪問販売と通信販売が全体の4分の3を占めた。
 電話・ネット関連では、利用した覚えのないツーショットダイヤルなどの料金を請求される例が多かった。無料の同ダイヤルに電話をかけ、「ここから有料」とのアナウンスが流れたためすぐに切ったが、10カ月後に債権回収業者から110万円もの請求を受けた例もあったという。
 消費者金融では、借りてもいないのに返済を求められたり、出資法の制限利率の年利29・2%を超える違法な利息の支払いを求められた例が多かった。
 年齢別では、30歳未満の若者(2690件)と70歳以上の高齢者(1075件)が目立っており、若者は宝石販売の勧誘、高齢者はシロアリ駆除や屋根の修理などの勧誘に関する苦情が多かった。
 神戸生活創造センター(078・360・0999)は「覚えのない不当な請求に応じてはいけない。疑問に思ったら相談を」と呼びかけている。 【大川泰弘】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030604-00000005-mai-l28

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