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2003年06月04日(水) 22時16分

<松阪牛>ネットオークションを来年1月にも開設毎日新聞

 三重県松阪市と同県松阪食肉公社は、高級ブランド牛「松阪牛」をインターネット上で取引する「松阪牛ネットオークション」(仮称)を来年1月にも開設する。事業費は800万円。松阪牛の安定供給が目的で、「ブランド牛独自のネットオークションは、おそらく全国初」(同市)という。

 ネットオークションは月2回程度開く予定で、同公社のホームページに牛の系統や生産農家、肥育期間など個体履歴と、肉の断面の写真を一定期間公開した後、登録した精肉業者らにネット上で入札してもらう。

 松阪牛は兵庫県産の子牛を900日以上の長期にわたり肥育するのが特徴。2年前後で出荷される他産地の肉が見た目の良いピンク色になるのに対し、松阪牛は茶色っぽくなる代わりに肉のうまみが増すという。

 松阪牛の出荷は現在、東京市場での枝肉の競り市か、生産農家と精肉業者らの直接取引で行われている。しかし、東京市場では、見た目で格付けされ、競りにかけられるため、松阪牛が他産地の牛より値が下回ることがあった。

 このため、最高1頭1000万円以上の値がつく毎年11月の松阪肉牛共進会を目指して肥育する生産農家は出荷に消極的で、年間を通じた安定的な供給ができていないのが現状。

 ネットオークションの開設について、同市は「高値で取引されれば、肥育頭数も増え、安定供給ができる。松阪牛の評価をさらに高めたい」と話している。【田中功一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030605-00000038-mai-bus_all

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