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2003年06月04日(水) 20時50分
「人材バンク」運用開始 ネットで求職者と企業の出会い提供 ／山口（毎日新聞）◇県は再就職セミナーも開催インターネットで求職者と企業の出会いを提供する県の「やまぐち人材バンク」が今月から運用を始めた。システムに登録すると、自己ＰＲを見た企業や個人同士がメールで直接やりとりできる。同様のシステムは長崎、岐阜県に次いで全国３番目。 利用にはパソコン用の電子メールアドレスが必要。「山口就職電脳情報」（ｈｔｔｐ：／／ｙａｍａｇｕｃｈｉ−ｄｅｎｎｏｕ．ｃｏｍ／）内のサイトに登録し、企業、求職者それぞれ自己ＰＲを書き込む。企業側の登録情報はすべて公開だが、求職者は性別や住所（市町村名は除く）、名前などは非公開。 登録対象は、県内で雇用を予定する事業所と、県内就職希望者に限る。中高生は利用できない。５月３０日現在、２５４人の求職者と１２２社が登録を済ませた。 雇用・能力開発課は「互いに自己責任での利用だが、企業が直接本人にアクセスできれば、雇用の需給が合致する割合は確実に高くなる」と、期待を寄せている。 運用に合わせ、県は離職者の再就職を支援するセミナー（各定員３０人）を各地で開いている。民間の再就職支援会社相談員による求職活動の無料相談も周南、宇部、岩国、下関の総合庁舎で今月から定期的に行っている。各日程は県雇用・能力開発課（０８３・９３３・３２５４）。【佐藤丈一】（毎日新聞） |