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2003年06月04日(水) 00時00分

万葉線、乗客100万人超す朝日新聞・

 昨年4月に全国初の第三セクターとして再出発した、高岡市と新湊市を結ぶ路面電車「万葉線株式会社」が3日発表した初年度(02年4月〜03年3月)の決算報告などによると、運賃収入などの営業収益は2億17万円、輸送人員は100万2660人となった。営業収益は2億円、輸送人員は100万人をいずれも当初目標にしていた。

  万葉線は加越能鉄道が経営していた01年度に、現在のルートとなった1971年以来初めて利用者が100万人を切る98万8千人に落ち込み、再出発による大台回復が期待されていた。

  人件費などの営業費によるコストは2億3650万円で、3633万円の営業損失となった。会社事業のみによる収支を示す経常損失は3229万円となり、加越能鉄道時代の6361万円(01年度)から半減。高岡、新湊両市から計5400万円の補助を受けるなどした結果、当期利益は2171万円となった。

  輸送人員は、上半期(4〜9月)が49万2860人、下半期(10〜3月)が50万9800人となり、合わせて100万人を突破。回数券や車内での現金運賃による定期券以外での乗客は69万人余りで対前年比5%増となった一方、通勤・通学による定期券利用者は30万人余りと同6%減少している。

  同社は、160円(最低区間)〜450円(全区間)だった運賃を昨年12月に改定し、150円〜350円へと平均17・9%値下げした効果と合わせ、「初年度ということでご祝儀的に乗った市民も多い」(田中久雄専務)と分析。「少子化、パート従業員の減少で利用者が減っている面もある」としている。
(6/4)

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=3504

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