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2003年06月03日(火) 03時14分

場外馬券場建設話で出資募った社長ら2人逮捕…神奈川読売新聞

 場外馬券売り場や舟券売り場の建設話をタネに、多額の出資金を集めていたとして、神奈川県警生活経済課と港北署などは2日、「ヨコハマヤエンタープライズ」社長・梶塚修身(54)、同社役員・坂東タツコ(58)の両容疑者を出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで逮捕した。

 梶塚容疑者らはフィリピンでマンゴーなどを栽培する投資話を全国の主婦ら約1000人に持ちかけ、50億円以上の出資金を集めていた疑惑も持たれており、県警で全容解明を進める。

 調べによると、両容疑者は1996年3月30日から2000年6月30日ごろまでの間、横浜市内の女性会社員(44)ら6人に、場外馬券売り場建設などへの出資話を持ちかけ、元本を保証したうえ、預託期間2年から5年間で年利5・5—12%の高配当をうたい文句に、計1億2550万円を集めた疑い。

 県警は、押収した帳簿などから、同様の出資話で、逮捕容疑を含め計56人から計17億6000万円の出資金を集めた疑いを強めている。

 集めた金の一部は、梶塚容疑者らが経営する関連会社「エポックアグラリアンエンタープライズ」を通じ、フィリピンでのマンゴー栽培事業などに流れていたとみられている。

 梶塚容疑者らはエ社の名前で、「フィリピンの国家的事業」「一切リスクはない」などと勧誘。元本保証するとしたうえ、1口75万—300万円で巨額の出資金を集めていた疑いがもたれている。配当の支払いが滞ると、「フィリピンの親会社とトラブルになり、送金が止まった」などと出資者らに説明していたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030603i501.htm

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