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2003年06月03日(火) 07時06分
高速のインターネット 秋田県全市町村で利用可に（河北新報）秋田県は２日、県内の過疎町村での高速インターネット環境整備について、公募の結果、ＮＴＴ東日本秋田支店と、東北インテリジェント通信（本社仙台市）に補助を行うことを決めたと発表した。２業者は２００３年度内にサービスを始め、県内全市町村の主要地域で非対称デジタル加入者線（ＡＤＳＬ）などの高速インターネットが可能になる。県では高速インターネットアクセス基盤整備事業として、高速インターネットの普及が難しい町村で基盤整備を行う民間通信事業者に０２年度から補助金を出している。０２年度は小坂町、東由利町など８町で補助を行った。 本年度分は、２６町村を対象に５月９日まで公募し、３社が応募した。審査の結果、ＮＴＴ東日本秋田支店が雄和町、岩城町など１９町村、東北インテリジェント通信が琴丘町、八竜町など７町村で事業を行うと決めた。補助率は１事業当たり３分の１から３分の２で、上限は１５００万円。 ２社は本年度内にサービスを開始、全市町村の主要地域で高速インターネットが可能になる。本年度末のブロードバンド世帯カバー率は６３．７％になる見込み。 県情報企画課によると、全市町村で高速インターネットサービスが提供されるのは関東・甲信越以東では初めて。 [河北新報 2003年06月03日]（河北新報） |