悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年06月03日(火) 03時11分
茨城・神栖町のヒ素、井戸周辺の土砂は別場所から搬入（読売新聞）茨城県神栖町の井戸水から、旧日本軍の毒ガス兵器に由来するとみられる高濃度の有機ヒ素化合物が検出された問題で、水道水の水質基準の４５０倍のヒ素が検出された同町木崎の井戸周辺では、１９７５年以降に大量の砂利が採取され、県内外の別の場所から運んだ土砂で埋め戻されていたことが、当時の土地所有者の遺族らの証言でわかった。ヒ素汚染の原因解明につながる可能性があり、同県では「当時の関係者に聞き取りを行うなど、調査を行う」としている。 ８１年まで問題の井戸周辺の土地約７０００平方メートルを所有していた女性の長男（７１）によると、周辺は松林だったが、業者から「砂利を買いたい」と申し出があり、松を伐採。７５年以降の約２年間に砂利を採取し、別の場所から運んだ土砂で埋め立てたという。 問題の井戸は当時はなく、土砂の埋め戻しが終わった土地に新たに掘られたという。土地は８９年に不動産会社に売却され、９０年に集合住宅が建てられた。９６年以降に集合住宅に住み、井戸を使用していたのは１２世帯３３人。うち子供を含む１３人に、手足の震えや言語障害などの症状が確認されている。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030603-00000301-yom-soci |