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2003年06月02日(月) 21時21分

深層水問題 企業クラブが緊急理事会 信頼回復の手段探る 対策協議会を発足/高知毎日新聞

 「室戸海洋深層水」(室戸市室戸岬町)のミネラルウオーター製造過程で、原水(脱塩水)から食品衛生法の基準値を超える水銀が検出されたとされる問題で、調査した「ファルコライフサイエンス」(京都市)が、販売している「大和リゾート」(大阪市)に調査結果はミスだったことを認め謝罪したことを受け、県内の深層水関連75社で作る「海洋深層水企業クラブ」(浅川良住会長)は1日、夜須町内で緊急理事会を開催。風評被害を最小限に食い止め、信頼回復をするための効果的な手段を話し合うために、「県海洋深層水対策協議会」を発足させた。
 理事会にはクラブ会員や県、室戸市、マスコミ関係者ら約30人が出席。理事提案で対策協議会が急きょ立ち上がり、県、室戸市、企業クラブの3者で構成。全国紙を対象に「安全宣言」広告を掲載することや、今後の危機管理体制について話し合っていくことを決めた。
 ファルコ社への損害賠償訴訟などについて県は「大和リゾートと室戸海洋深層水の2社が責任を持って始末をつけなければならない」との見解を示したが、賠償などへの言及はなかった。
 ファルコ社が大和リゾートに提出した報告書では「検査データの誤りについて不手際を認めます」とされたが、「水銀データが高値になった原因は明確に特定できなかった」とし、「測定試料を調整し分析器に乗せるまでの工程に何らかの原因があった」と結論付けている。
 【関谷徳】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030602-00000001-mai-l39

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