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2003年06月02日(月) 23時19分

セガ、アミューズメント施設に電子マネーを導入 - 同業他社へも働きかけMYCOM PC WEB

セガは、子会社であるセガ アミューズメントが運営するアミューズメント施設へ、ビットワレットがサービスを提供するプリベイド型電子マネー「Edy」を試験導入すると同時に、ビットワレットへの出資を検討すると発表した。試験導入は品川区のゲートシティ大崎にある、「クラブ セガ 大崎」にて今年8月から行われる予定で、検証を行いながら対象店舗を拡大していく予定としている。

Edyは非接触型ICチップ搭載カードを使用したプリペイド型の電子マネーサービスで、小額決済に適した作りとなっている。コンビニエンスストアのam/pmや飲食店のプロントなどの実店舗以外にも、各種Webサイトでの決済にも使用できる点が特徴。非接触型ICチップを搭載しているため、実際の店舗で利用する際にはリーダーにカードをかざすだけで利用可能であり、素早く決済を行うことができる。

ビットワレットは家電、通信、金融、自動車等など11事業者によって2001年に設立された企業で、現在は2度の増資を行い、資本金は130億4,350万円となっている。出資について、セガでは検討段階であるとしているが、出資が決定すれば30社目の株主となる(現在の筆頭株主はソニーファイナンスインターナショナル)。

セガでは、Edyの導入によってキャッシュレス環境の提供、ゲーム単価のスムーズな変更、顧客管理システムの効率化によるマーケティング力強化、集金業務の効率化などが実現できるとしており、既に同社が提供している携帯電話を利用した会員制サービス「セガモバ」などと連動させることによる集客力の向上なども目指す。

また、同社はVF.NETやMJ.NETなど、アミューズメント施設でゲームとネットワークを融合したサービスを展開、新しいスタイルの遊びと効率の経営化を推進しており、Edyの導入もその一環と位置づける。今後は同社のみならずアミューズメント施設を保有するナムコ、タイトー、ならびに業界団体へ働きかけを行い、業界内でEdyのスタンダード化を進めるとしている。

200万画素カメラ搭載、Suicaも読める新型クリエ登場
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/27/08.html

【インタビュー】電子マネーはリアル志向 Edyの普及はバーチャル/リアルの壁を越えるのか(1)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/09/10/10.html

セガ
http://sega.jp/

ビットワレット
http://www.bitwallet.co.jp/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030603-00000094-myc-sci

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