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2003年06月02日(月) 00時00分

「出会い系」利用料覚えない請求の相談増加朝日新聞・

  「身に覚えのないツーショットダイヤルや、出会い系サイトの料金を請求された」。こんな相談が増えている。県消費生活センターによると、02年度の相談件数は、過去最高だった前年度の約1・3倍になる8506件だった。ツーショットダイヤルなどの料金請求関連が占める比率は約11%になり、前年度より約2ポイント上昇した。

  全体の相談を商品別にみると、「運輸・通信サービス」が1629件と最も多く、このうちツーショットダイヤルなどに関するものが925件。料金を郵便やメールで突然請求されるケースが目立ち、平均請求額は4万4千円だった。

  同センターは「『最初の数回は無料で利用できる』という文句に誘われて、知らないうちに課金されてしまった人もいるのではないか」と言う。

  また「インターネットを使用中、勝手に国際電話に接続された」など国際電話料金についても271件あり、前年度より3割以上増えた。

  次に多いのは「教養娯楽品」の1289件。「契約した資格講座がまだ終了していない」などと電話で勧誘され、講座を終了させるために新たに教材を契約させられたといったケースが目立つ。

  相談者の年代別では、20歳代からの相談が2125件で最も多く、次が30歳代で1943件。前年度同様、20〜30歳代からの相談が、全体の約半数を占めた。

  40〜60歳代で最も多かったのは、サラ金の相談。「ヤミ金融」をめぐるものも増えており、「法定金利を上回る高金利で融資を受け、強引な請求をされて困っている」という内容が多かった。

  相談があったうち解約や返金ができたのは、全体の4分の1にあたる2137件。同センターは「覚えがない請求やしつこい誘いは、はっきり断って被害にあわないようにしてほしい」と注意を呼びかけている。

(6/2)

http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=2451

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