産地表示の看板で食の安全に配慮　浜松の朝市（東京新聞）

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2003年05月30日(金) 00時00分

　県西部の農家の女性グループなどでつくる「地域農林水産物をＰＲする会」（佐藤君子会長）は二十九日から、浜松市内で毎月開く朝市で、生産者の名前と産地が分かる看板の掲示を始めた。

　「食の安全」に対する関心の高まりに配慮しヒノキの間伐材を利用して高さ約四十センチ、幅約十センチの看板を作り、会員団体や生産者の名前と産地の市町村名を書いた。

　この日は、ＪＲ浜松駅前のフォルテで月末恒例の「旬の味・採れたてバザール」を開催。訪れた人は「作った人の顔と名前が分かって安心」「素朴な感じがいい」と好意的な反応だった。