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2003年05月30日(金) 21時00分
ブロードバンド利用者数、5月末で1000万超に（日経新聞）国内のブロードバンド（高速大容量）サービスの加入件数が1000万件の大台を超えた。急速な価格低下を背景にこの3年間で50倍に急拡大、世帯普及率は2割に達したもようだ。ブロードバンド先進国とされる韓国に並ぶ勢いで、今後、1000万件のブロードバンド市場を舞台に新たなサービスの開発も進みそうだ。 総務省が30日にまとめた4月末のブロードバンド加入件数は995万9800件。毎月50万—60万件のペースで増加しており、「5月末現在の1000万件突破は確実」（総務省）。調査には企業も一部含まれているが、大半が一般家庭での利用で、国内の総世帯数（2002年3月で4863万世帯）の5分の1にあたる。 調査会社の情報通信総合研究所によると、ブロードバンド加入件数は米国がトップで1600万件（昨年末）、韓国が1041万件（同）と二位。米国は通信速度が遅く、韓国は物価レベルを換算した月額料金が高いとされる。国際電気通信連合（ＩＴＵ）は日本のネット事情について「安さと速さで世界一」とする調査結果をまとめた。(21:00) http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030530AT1D3006Q30052003.html |