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2003年05月30日(金) 14時27分
契約書を偽造 毎日販売店捜索 容疑で福岡県警（西日本新聞）高齢の女性宅を訪問し、新聞購読契約書を偽造して契約期間を勝手に引き延ばしたなどとして、福岡県警生活経済課と福岡東、飯塚署は三十日、特定商取引法違反（虚偽書面の交付、不実の告知、威迫・困惑）容疑で福岡市東区唐原七丁目、毎日新聞香住ケ丘販売店と関係先を家宅捜索した。調べでは、同販売店の店長の男性（２７）と従業員計四人は一—二月の間、東区内の八十二歳と六十九歳の無職女性宅を訪問。女性の夫の名前を勝手に書いた契約書を示し「あんたの主人が書いた契約書がある」などと声を荒らげて購読契約を迫り、女性が各三カ月間の契約を結ぶと、契約書を書き換えて二年間に引き延ばした疑い。 四人は新聞拡張先で洗剤を渡した後、再訪問した際に「洗剤を配った証明が要るのでサインしてほしい」とうそをついて購読契約書に署名させていたという。 福岡市消費生活センターには昨年五月から今年二月までに同販売店に関する苦情が五十六件あり、同センターが販売店と毎日新聞社に計十四回口頭指導。改善されなかったため、県警が強制捜査に踏み切った。 ◇ ▼毎日新聞西部本社の平瀬政和・代表室長の話 四人は社員ではありませんが、事実であれば被害者の方に誠に申し訳なく、販売店には厳しく改善を求め、再発防止を図りたい。（西日本新聞） |