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2003年05月29日(木) 22時16分

130キロで走る列車と映像送受信…JR西日本が開発読売新聞

 JR西日本は29日、高速大容量、双方向で情報をやり取りできる通信技術を開発したと発表した。時速130キロで走る列車と、映像の送受信が可能な世界初のシステムになるといい、今後、事故現場の映像の送信などに活用したいとしている。

 同社によると、現在の通信手段は、列車無線や電話での音声に頼っているが、トンネルなどでは電波が途切れるうえ、大容量の情報交換はできない。そこで、最新のIT技術を活用し、開発費に約1億円をかけ、福知山線の尼崎—新三田間(38キロ)で3年前から新システムを実験してきた。

 同区間に86か所の無線装置を設け、光ケーブルなどを活用。無線装置の高速切り替え機能で列車の移動に追従でき、大容量の情報を携帯電話の50—100倍の速度で伝送できるようになった。

 同社はシステムを「沿線無線WAN(ワイドエリアネットワーク)」と名付け、人身事故などが起きた列車から、現場の映像を送信したり、指令所から流す列車遅延などの運行・乗り換え情報を車内で乗客に映像で伝えたりできるようにしたいという。

 同社技術部は、京阪神地区の東海道線などにも広げたい考えだが、「基本的な実験に成功した段階なので、実用化はかなり先のことになりそう」としている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030529-00000312-yom-soci

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