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2003年05月28日(水) 21時25分

ホルマリン問題で県食品安全委会合 消費者から厳しい意見続出 /長崎毎日新聞

 ◇「フグ出荷、受け入れ難しい」−−県、助成措置で廃棄検討
 県食品安全・安心委員会の初会合が26日、長崎市内であった。県内のトラフグ養殖業者の6割が寄生虫駆除のため劇物に指定されているホルマリンを使っていた問題で、消費者から「安心面から(現在出荷停止中のトラフグの)出荷の受け入れは難しい」という厳しい意見が相次いだ。【古田健治】
 県によると、01〜03年にホルマリンを使用した養殖業者は11漁協、95業者。業者と行政機関でつくるトラフグ養殖適正化対策協議会は、ホルマリンを使用したトラフグは当面出荷しないと決め、4月現在、166万匹が出荷停止になっている。
 会合では「ホルマリンはこれまで消毒薬と思っていたのに、口にするものに使われたことに憤りを感じた」「牛海綿状脳症(BSE)や無登録農薬使用の問題などが騒がれている中で行われており、信じられない」などと批判が噴出した。
 辻原俊博副知事は「出荷停止中のトラフグをどうするかは大きな課題。廃棄が消費者にとっても分かりやすいと思うが、法的には出荷を止められない。業者の自主的廃棄に助成措置ができないかを含めて検討している」と話した。廃棄には約10億円かかるという。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030528-00000003-mai-l42

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