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2003年05月27日(火) 18時55分
和歌山の弁護士を国選に 林真須美被告控訴審で（共同通信）大阪高裁（白井万久裁判長）は２７日、和歌山の毒物カレー事件で殺人罪などに問われ、１審和歌山地裁で死刑を言い渡された林真須美被告（４１）の控訴審の国選弁護人として、新たに和歌山弁護士会所属の藤井幹雄弁護士（４２）を選任したと発表した。刑事訴訟規則は、原則として国選弁護人は裁判所所在地の弁護士会所属の弁護士と規定し、大阪高裁の控訴審に和歌山弁護士会所属の弁護士が選任されるのは異例。 林被告の弁護団は既に選任されている大阪弁護士会所属の５人と合わせて計６人となった。今月末にも会議を開き、来春以降に開かれる見通しの控訴審での弁護方針を検討する。 弁護団によると、藤井弁護士は１審で大阪の５人とともに林被告の私選弁護人だった。被告の希望や経済的事情を考慮し、１審の弁護団と同じメンバーが控訴審で国選弁護人となるよう大阪高裁と大阪弁護士会などが調整。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030527-00000145-kyodo-soci |