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2003年05月27日(火) 19時15分

神栖町のヒ素検出、県など4年前にも確認−−環境省が調査へ説明会 /茨城毎日新聞

 ◇住民に反発も
 神栖町木崎の井戸水から有機ヒ素化合物が検出された問題で環境省は26日、現地調査実施に向けて住民説明会を開いた。席上、県と町が4年前に井戸からヒ素検出を確認しながら公表しなかったとして、住民側から批判されるひと幕もあった。
 説明会に参加したのは井戸周辺の土地の地権者3人と、汚染された井戸水を飲んでいた住民6人。
 環境省はレーダー探知機を使った調査と、土壌や地下水のヒ素濃度を調べるボーリング調査の2段階に分けて当面の調査を行うと説明した。ボーリング調査は、井戸の周囲10メートル四方を2・5メートルおきに深さ15メートルまで掘削するもの。29日から始め、レーダー調査に2〜3日、ボーリング調査に2〜3週間程度かけるという。
 またこの日、自民党の額賀福志郎・幹事長代理と自見庄三郎・党環境基本問題調査会長ら同党国会議員団と橋本昌知事が、現地視察に訪れた。被害住民が過去にさかのぼって治療費などの支援を求めていることについて、自見氏は「個人的な意見だが、(過去の分も)視野に入れてやるべきだ」と述べた。またこれを機に、国に対して以前実施した残留化学兵器の全国調査を再度実施するよう促す考えも示した。
 被害住民との面談も行われ、「被害者の会」の小沢浩会長は橋本知事に要望書を手渡した。【高野聡、中田純平】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030527-00000004-mai-l08

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