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2003年05月26日(月) 21時12分

店舗の1割、食品表示に問題…農水省モニター報告読売新聞

 農林水産省は26日、中央食品表示ウオッチャーによる2002年度の食品表示状況モニター報告を発表した。ウオッチャー203人が昨年度調査した延べ1834店舗のうち、表示に問題があった店舗は211と、全体の1割に達した。

 過去4回の中間報告の推移を見ると、最近では、原産地が記載されないなど、著しく問題のある表示はなくなりつつあり、消費者自らが監視する制度は、一定の効果を上げているようだ。

 食品表示ウオッチャーは、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)や産地偽装などの問題への反省を踏まえ、昨年5月から始まった制度で、年間のまとめが発表されるのは初めて。

 農水省などはウオッチャーの情報提供を受け、特に、表示の欠落などが多く見られるなどの81店舗を改めて調査した。その結果、表示の欠落などが多かった6店舗に文書指導、表示の欠落や店頭での表示の差し替えなどに不備があった37店舗に口頭指導を行った。違反が悪質だとして業者名の公表に至った店舗はなかった。

 ウオッチャーは、店頭で買い物をしている消費者に委嘱し、食品の表示を日常的に監視してもらい、産地偽装などが疑われる事例について、情報提供を受けている。今年度はウオッチャーを500人に増やし、監視体制を強化する。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030526-00000512-yom-bus_all

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