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2003年05月22日(木) 00時00分
金融トラブル急増／県消費生活センター（朝日新聞・）０２年度に県消費生活センターに寄せられた相談のうち、ヤミ金融や消費者金融など金融関連のトラブル相談が急増していることが同センターの統計で分かった。件数は前年度の１・６倍。県が２１日に開いた消費生活特別相談でも、寄せられた相談の多くは金融トラブル絡みだったという。同センターによると、０２年度の相談件数は５９６３件で、前年度から４５５件増。相談種別では、金融関連が７年連続で最多となり、前年度の８６２件から１３９０件（速報値）と大幅に増えた。中でも、ヤミ金融に関する相談は６６件から５７０件と、実に８・６倍に拡大している。 同センターの江口妙子副所長は「不況の影響もあろうが、消費者金融の無人支払い機の普及で、銀行預金を下ろすような感覚で借金しているのではないか。ヤミ金はとにかく借りないことに尽きる」と話している。 金融関連相談に続くのが、出会い系サイト利用料などの不当請求に関する相談。こちらも前年度の３４３件から６５０件（同）に増えた。同センターは「個人情報を簡単に登録しないよう自衛すべきだ。覚えのない支払いに応じる必要はない」と呼びかけている。 |
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