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2003年05月22日(木) 03時21分

<偽装米>あきたこまちもDNA鑑定の対象へ 食糧庁毎日新聞

 食糧庁は21日、コメの偽装表示を防ぐDNA鑑定の対象品種を7月にも拡充し、現行のコシヒカリに加え、あきたこまちについても鑑定を始める方針を決めた。コシヒカリは全国43都府県と広く生産されているうえブランド力があり、偽装表示の標的になりやすいため検査対象にしてきたが、対象品種を増やし、偽装の取り締まり徹底と抑止を図る。

 同庁は01年度から、全国の米穀店やスーパーで販売されているコメを買い上げ、年間約2000点のサンプルを鑑定。不正の疑いがある場合は業者に立ち入り調査し、関係都道府県に通知してきた。昨年7月のJAS(日本農林規格)法改正で違反業者名が原則公表となって以降、26業者に改善を指示し社名も公表したが、うち23件は鑑定が端緒だった。

 最近では、不正表示の相次ぐ発覚で業者が本物のコシヒカリを確保しようとし、新潟産などの価格が偽装米の影響で値崩れしていた分を戻して上昇する動きもある。同庁はこうした波及効果も考慮し、鑑定品種の拡充を決定。主要品種の中でも全国28県で生産され、流通量の多いあきたこまちも対象に加えることにした。 【上田宏明】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030522-00000206-mai-soci

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