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2003年05月22日(木) 00時00分

ネット盗品売買4700万 推計では6億2800万 過去3年、警察庁まとめ 東京新聞

 インターネットオークションに盗品を出品して摘発されたり、被害相談が寄せられたケースが二〇〇〇年一月から今年三月末までの間に、九百十件(四千六百九十三万円相当)に上ることが警察庁のまとめで分かった。

 同庁は窃盗犯の検挙率(約17%)などから、この間の盗品出品と売却件数は発覚していない分を含めると約一万一千件(六億二千八百万円)を超えると推計しており「ネットの匿名性を利用し直接盗品を売買する場ができている」と指摘する。

 盗品売買防止のためオークション業者の営業届け出義務を盛り込んだ改正古物営業法が年内に施行され、警察庁は業者に出品者の個人データを記録するよう求める「古物営業法施行規則」の改正作業を進めている。

 同庁によると、摘発されたり、被害相談があった盗品の内訳は部品を含む自動車が百八十二件(三千二十万円)、バイク三百三十二件(七百六万円)、パソコン百三十七件(三百四十一万円)などとなっている。件数は二〇〇〇年に二百三件だったが、〇二年には四百七十三件と倍増した。

 九百十件のうち、同じ人物が盗品を繰り返し売却していたのが86%を占め、ネットオークションが盗品処分の舞台となっていることがうかがわれたほか、容疑者の年齢が判明しているうち、44%が少年だった。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030522/fls_____detail__018.shtml

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