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2003年05月22日(木) 00時00分

『千と千尋』のBGMが1位 著作権使用料 東京新聞

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が二十一日発表した二〇〇二年度の著作権使用料の徴収額は、前年度比0・7%増の千六十億六千万円と二年ぶりに前年度実績を上回った。CDの売り上げは不振だったものの、携帯電話向けの着信メロディー配信(着メロ)の使用料が大幅に伸びた。

 国内作品で最も多くの著作権料を得たのは、映画「千と千尋の神隠し」のBGM。二位は宇多田ヒカルさんの「traveling」、三位は島谷ひとみさんが歌って再ヒットした「亜麻色の髪の乙女」だった。

 着メロの徴収額は、91・2%増の七十三億二千万円。日本製のアニメの人気が海外で高まっていることを背景に、海外からの使用料の入金も拡大した。CDを含むオーディオディスクの徴収額は9・4%減の三百八億七千万円にとどまった。音楽ソフトの違法コピー増加などの影響があったとみられる。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030522/mng_____kei_____000.shtml

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