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2003年05月21日(水) 08時33分

カナダ西部で乳牛1頭の狂牛病感染を確認、93年以来初ロイター

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 5月20日、カナダ政府はアルバータ州で、1頭の乳牛が狂牛病に感染していたと発表。写真は98年トロントで、冬の農業フエアで撮影された牛(2003年 ロイター/ANDY CLARK)
   [オタワ 20日 ロイター] カナダ政府は20日、同国西部のアルバータ州で、1頭の乳牛が狂牛病に感染していたことが発見されたと発表した。カナダでの狂牛病発生はほぼ10年ぶり。政府は、感染牛が食品チェーンには入っていないと強調した。
 カナダのバンクリーフ農相は、8歳の感染牛が属する群れは、現在隔離されていると語った。
 農相はアルバータ州エドモントンから全国に放映された記者会見で、「感染牛の集団は、必要なサンプルが採取された後に処分される。調査の結果、危険があるとされた集団が別にあれば、その集団も処分される」と話した。
 バンクリーフ農相は、「これまでの調査によると、感染の疑いがもたれた動物は、処分された後に動物飼料精製工場に運ばれた。この動物が食品チェーンには持ち込まれていないことを強調したい」と述べた。この乳牛が処分されたのは1月31日とされている。
 カナダで狂牛病が発見されたのは、1993年12月に英国から輸入された乳牛1頭が狂牛病と診断されて以来で初めて。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030521-00000726-reu-int

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