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2003年05月21日(水) 22時31分

着メロの著作権使用料は73億円とほぼ倍増 「SAKURAドロップス」がトップにMYCOM PC WEB

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2002年度の音楽著作権使用料徴収額を対前年同期比0.7%増の1,060億6,000万円、と発表した。同年度はCDの生産実績が非常に不振で、オーディオディスクの徴収額が同9.4%減の308億7,000万円と大幅減収だったが、着信メロディーデータ配信(着メロ)を中心とするインタラクティブ配信の使用料、放送などの使用料が大きく伸び、ほぼ前年度並み実績を確保できた。

インタラクティブ配信の使用料は同91%増となる76億5,746万円で、着メロは、このうち95.6%の73億2,383万円、同91.2%増加しており、いまや、産業音楽のエース的存在に成長してきている。この部門の使用料ベスト10は以下の通りだ。1位は「SAKURAドロップス」(宇多田ヒカル)、2位「secret base 〜君がくれたもの〜」(ZONE)、3位「白い恋人達」(桑田佳祐)、4位「小さな恋のうた」(モンゴル800)、5位「Dearest」(浜崎あゆみ)、6位「traveling」(宇多田ヒカル)、7位「亜麻色の髪の乙女」(島谷ひとみ)、8位「DISTANCE」(宇多田ヒカル)、9位「アゲハ蝶」(ポルノグラフィティ)、10位「You Go Your Way」(CHEMISTRY)となっている。

ちなみに「通信カラオケ」は同5.4%増の55億9,265万円で、2002年度は「着メロ」が追い抜いた。今後の「着メロ」の見通しについてJASRACは「最近では、100社以上がこの分野に参入、値下げ合戦が始まっており、これまでのように、毎年、いわゆる倍々ゲームで拡大することはないだろう」としている。

だが、一方で「インタラクティブ配信では、『着うた』が伸張している。サービス開始から4カ月だが、3月だけでダウンロードは100万件に達している」としており、2003年度は、「着うた」が新たな収益源として一定の割合を占めるようになる、との見方を示した。

音楽著作権使用料、2001年度は微減、着メロ収入は3倍増 - JASRACが発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/05/22/12.html

Yahoo! JAPAN上で音楽の無料配信可能に、JASRACと契約を締結
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/04/03/17.html

音楽ファイル交換サービスは違法--東京地裁が判決
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/29/06.html

日本音楽著作権協会(JASRAC)
http://www.jasrac.or.jp/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030522-00000092-myc-sci

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