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2003年05月21日(水) 11時52分

“抜け穴利用”の新P2P音楽サービスZDNet

 スペインの著作権法の抜け穴利用をうたった新手の音楽ダウンロードサービスが、5月20日立ち上げられた。

 マドリードに本拠を置く新興企業のPuretunesは、レコード会社の直接認可を受けることなく、ほかでは入手の難しい楽曲を多数オンラインで提供する。スペインの会社がこうしたサービスを提供するのはWebListen.comに次いで2社目。

 WebListen.comは欧州のレコード会社に再三にわたって提訴されながら、現在でも運営を続けている。これに対してPuretunesは、英語圏の国により重点を置いているようだ。両社とも自社のサービスは合法だと主張し、レーベルとアーティストには作品の配信に応じて補償するとしている。

 Puretunesの相談役Javier Siguenza氏は発表文で次のように述べている。「P2PとMP3プレーヤの絶大な人気を見ても、コンシューマーがデジタル音楽を熱望していることは明らかだ。Puretunesが開発したソフトは、コンシューマーが望むデジタル音楽を無制限で提供し、一方で著作権者には補償を行う」。

 Puretunesの初のアフィリエートディストリビューターとなるのは、ファイル交換ソフト会社のGrokster。Groksterは最近、ロサンゼルスの米連邦地裁で、ユーザーのソフト利用による著作権侵害の責任を負う義務はないとの判断を勝ち取っている。

 Puretunesは自社のWebサイトで、ビートルズやRadiohead、Nirvana、Metallicaなど、認可版の音楽サービスでは入手困難あるいは不可能なバンドも提供すると宣伝している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030521-00000019-zdn-sci

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