悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年05月19日(月) 20時17分
広尾病院点滴ミス虚偽報告、元院長に２審も有罪（日経新聞）東京都立広尾病院に入院中の主婦（当時58）が誤って消毒液を点滴され死亡した事件で、警察への届け出を怠ったなどとして医師法（異状死体の届け出義務）違反などの罪に問われた元院長、岡井清士被告（67）の控訴審判決が19日、東京高裁であった。中川武隆裁判長はほぼ一審通り認定し一審同様、懲役1年、執行猶予3年、罰金2万円を言い渡した。 岡井被告側は診療中の患者の死亡については、同法が定めた24時間以内の警察への届け出義務はないと無罪を主張したが、中川裁判長は「診療中か否かを問わず、死因を判定する際に死体に異状を認めた時は届け出義務が生じる」との判断を示した。そのうえで「病理解剖で異状が認められたのに、警察に届け出なかった」として同被告の同法違反罪成立を結論付けた。(20:17) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030519AT1G1902419052003.html |