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2003年05月17日(土) 19時02分

身に覚えない借金で、返済請求文書が268件−−県消費生活相談センター /茨城毎日新聞

 ◇取手など県南地域
 取手、土浦など県南地域を中心に、文書や電報で身に覚えのない借金の返済を迫られるケースが急増している。県消費生活相談センターによると、今月12日〜15日の間に文書268件が届いており、被害者はほとんど30代の男性。同センターは「身に覚えがなければ相手には決して連絡しないでほしい。直接脅迫されたらすぐ110番を」と注意を呼びかけている。
 同センターによると、文書は「返済請求通知書」という表題がつき、「貴殿に対する金銭消費貸借契約の債権を譲り受けた。本状到達後5日以内に返済するよう通知する」との内容で、20万7000円の返済を求めている。いずれも東京都新宿区の会社から発送されていたが、文書にあった電話番号に連絡してもつながらないという。文書に対する相談は県消費者生活センター(水戸市)と同センターの取手、土浦、下館分室や取手、土浦、つくば、竜ケ崎の各市に寄せられた。とくに取手分室と取手市の相談件数は、172件と集中している。
 また電報は、弔電を装って「あなたの債権を買い取った。強制執行ということで回収に向う。回収は相当手荒なのでそれなりの覚悟はしておいてください」などど書かれていた。3月17日から今月15日までに県南を中心に161件の相談が寄せられた。
 県消費者生活センターでは「何らかの名簿が流出している可能性がある。消費者金融に借金をしたことがある人は特に注意してほしい」と話している。【三木幸治】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030517-00000002-mai-l08

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