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2003年05月16日(金) 09時16分

迷惑メール対策で「オープンリレー」に警告ZDNet

 米国の連邦と州の規制当局は、スパム対策の新手法として迷惑メール大量送信の経路となっている「オープンリレー」メールサーバの特定に乗り出す構えだ。

 米ダラスで5月15日開かれたイベントで米国の当局者が明らかにしたところでは、オーストラリア、カナダ、日本の当局者と連名で、世界1000台以上のメールサーバ運営者に対し、「(オープンリレーが)世界中の消費者、捜査当局、およびあなたがたの組織に問題を引き起こしている」と警告する書簡を送付した。

 米連邦取引委員会(FTC)はオープンリレーに関するWebサイトを開設。FTCのMarc Groman氏は「スパム業者はこうしたリレーサーバを探し出してそのリソースを乗っ取っている。これらの業者はフィルタを避け、摘発から逃れており、無実の相手の評判をおとしめている。このため当局は世界中のオープンリレーを閉じさせたいと考えている」と語った。

 オープンリレーは、認証されたユーザーや傘下のローカルネットワークのユーザーのみを通過させるのではなく、単純にインターネット上でメールを転送するだけのメールサーバ。オープンな設定のためにスパム業者がこのサーバ経由で大量の電子メールを送信できるようになっている。このためにオープンリレーサーバのアドレスは通常、迷惑メール遮断に利用されるブラックリストに掲載されており、そうしたブラックリストの1つにOpen Relay Databaseがある。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030516-00000001-zdn-sci

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