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2003年05月15日(木) 03時30分

<タマちゃん>「想う会」が捕獲拠点に民家借りる 横浜市内毎日新聞

 「パナウェーブ研究所」側から資金提供を受けた「タマちゃんのことを想う会」(粟野裕司代表)が、横浜市の帷子(かたびら)川の近くにタマちゃんの捕獲拠点とみられる一戸建ての民家を借りていたことが分かった。県外ナンバーの車両が頻繁に出入りしており、地元の自治会から特別警戒を要請された神奈川県警保土ケ谷署は同研究所との関連を調べている。

 調べなどによると、この民家は横浜市保土ケ谷区内にある2階建ての借家で、静岡県出身の男性(45)が今年2月、「運送業を始める」と言って借りたという。捕獲騒動が起きた今年3月ごろ、多数の人物が民家に出入りしたうえ、周辺の路上には北海道や埼玉、山梨など県外ナンバーの車両が頻繁に駐車していた。車両はワゴンタイプが多く、漁網やたらい、束ねたロープなどを車内に積んでいた。5月11日朝には、車に乗った粟野代表の姿が目撃された。

 また、粟野代表が4月27日付で埼玉県環境防災部あてに出した「迷走アゴヒゲアザラシ救出件のお伺い」と題した文書でも、この民家が「想う会」の所在地になっていた。保土ケ谷署は、タマちゃんの捕獲拠点とみている。

 同研究所と「想う会」の関連をめぐっては、研究所メンバーが今月初め、岐阜県清見村で「タマちゃんにハマグリなどの餌を与えた」と報道陣に発表。同研究所は「5月15日に大災害が起こり、人類が滅亡する」という自説を展開し、「タマちゃんを救出すれば助かる」と、捕獲活動を説明していたという。また、粟野代表も今月2日、毎日新聞の取材に「(同研究所関連の)出版社社長が餌代と捕獲費用として数百万円を出した」と答えた。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030515-00000143-mai-soci

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