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2003年05月15日(木) 00時00分

骨折の左足太もも 治療後に3センチ短く 川口市が300万円賠償 東京新聞

 川口市は十四日、同市立医療センターに一九九八年、左太もも骨折で入院した専門学校男子生徒=当時(18)=の左足が、治療後に、右足より三センチ短くなる医療事故があり、生徒側に三百万円の賠償金を支払い、示談が成立したことを明らかにした。

 同医療センターによると、男子生徒は九八年一月十一日、バイクの転倒事故で左太ももを開放骨折し、緊急入院。骨折部分をプレートとねじで支える手術を受けたが、同年二月八日、リハビリで使っていた「自動ひざ屈伸機」が故障し再び骨折。骨に埋め込まれたねじが三本破損していたため、ねじを入れ替える手術を行った。痛みが治まらないため同年八月に再入院。ねじが一本折れているのが見つかり、担当外科医が「ギプスで固定したほうが有効」と判断し、同十月の三度目の手術で髄内釘(ずいないてい)というねじで固定するまで放置した。

 生徒は、同十二月の退院後も鎮痛剤を服用しながら通院を続けていたところ、昨年七月の検査で、左足が右足よりも約三センチ短いことが分かったという。

 生徒は昨年七月、茨城県内の海水浴場で遊泳中におぼれて死亡している。同医療センターと生徒の家族は、今年三月に示談が成立したという。 (越守 丈太郎)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20030515/lcl_____stm_____002.shtml

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