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2003年05月14日(水) 21時58分
とくしま生協・期限改ざん問題 生協に再発防止策提出を指導−−徳島保健所 ／徳島（毎日新聞）◇第三者機関設置もとくしま生協（本部・北島町、林みす子理事長）が運営するコープ北島店、住吉店、石井店の３店舗が食品の加工日、消費期限を改ざんしていた問題で、徳島保健所が問題のてん末と改善、再発防止策を報告書として提出するよう同生協を指導していたことが１３日、分かった。食品の期限表示は各事業所の責任で決められ、法的な取り決めはないが、同保健所は「自己責任で１度決めた期限表示を、売れ残ったからといって変えるのは明らかにおかしい」という。同生協は指導を受け、作業手順書や内部点検基準を整備することを柱とする改善、再発防止策を同保健所に提出した。 指導は先月２８日、「食品衛生監視指導票」の交付という形で同生協幹部職員に対し行われた。指導票は保健所が営業所などに改善を求める際に交付するもので、法的強制力はない。 これを受け、同生協は改善・再発防止策を報告書として今月６日に提出した。 報告書は、内部点検基準を改めて５月中に整備する、外部の第三者委員会を６月をめどに設ける——など。改ざん問題は先月、内部調査から発覚した。 【津島史人】（毎日新聞） |