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2003年05月14日(水) 20時09分

信大付属病院、患者に期限切れ牛乳−−12日の朝食、19人が飲んだ可能性 /長野毎日新聞

 松本市の信州大医学部付属病院(清沢研道病院長)で、入院患者の朝食用に、品質保持期限を12日も過ぎた牛乳が出されていたことが13日、分かった。病院では同日、牛乳を配った患者に事情を説明しておわびの文書を配るとともに、県松本保健所へ報告した。今のところ、飲んだ患者で体調不良を訴える人はいないという。
 病院によると、期限切れ牛乳が出されたのは12日の朝食時。東西両病棟の3、5、8階の第1内科、眼科、脳外科などの入院患者のうち分かっているだけで21人に配った。パック詰めのロングライフ牛乳で、品質保持期限はいずれも4月30日だった。
 受け取った患者の指摘で期限切れが分かり、飲まなかった2人からは回収した。12日午後、各階で牛乳を提供した137人全員に状況を聞き取り調査したところ、19人が期限切れの牛乳を飲んだ可能性があるという。
 同病院では食材の納入・管理は民間業者に委託している。病院によると、納入された同一ケース内に期限切れの牛乳が混入していたのが原因とみられ、「抜き取り検査などをしていたが、発見できなかった」という。
 同病院は13日、今後は前日に製造・納入された牛乳を翌日使うことや納入時の立ち会い検査強化など再発防止策をまとめた。清沢病院長は「多くの患者に不安を与え、大変申し訳ない。再発防止に努めたい」と話している。【森有正】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030514-00000002-mai-l20

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