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2003年05月14日(水) 01時14分

パナウェーブ研が虚偽の自動車登録、十数か所捜索へ読売新聞

 白装束の団体「パナウェーブ研究所」が虚偽の自動車登録をしていた疑いが強まり、警視庁公安部は14日、東京都内や、山梨、福井両県など全国の同研究所関係先十数か所を電磁的公正証書原本不実記録の疑いで一斉捜索する。

 この団体に対する警察当局の強制捜査は1998年4月以来。公安部などでは、今回の捜索をきっかけに、団体の組織や活動実態について解明を進める。

 捜索の対象は、団体幹部を名乗る男性が代表取締役を務める通信販売会社と、団体機関誌を出版する出版社の本社事務所(いずれも東京都渋谷区内)のほか、福井市や山梨県大泉村にある団体の拠点施設など。

 調べによると、パナウェーブ研究所は、団体関係者が使用していたワゴン車について、岡山県内の男性が所有者であるように記載した自動車登録書類を作成して国土交通省に提出し、同省が管理する自動車登録ファイルに記録させた疑い。

 この容疑が発覚したのは、東京都調布市深大寺元町の駐車場で今月1日、付近の住民が不審な白いワゴン車を発見、110番通報したことが発端。公安部で調べたところ、駐車場を借りて実際にワゴン車を使用していた団体関係者と、自動車登録の名義人が違うことが判明した。

 これまでの警察当局の調べでは、団体は1977年、千乃裕子代表(69)が設立。現在の会員は約1200人。「敵のスカラー電磁波が攻撃している」などと主張し、この電磁波を弱めるため、車や衣服を白色にしているという。

 この団体を巡っては、広島県警が98年4月、県内の山林所有者に対して脅迫状を送るなどしたとして、都内や福井などの関係先8か所を強要未遂容疑で捜索している。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030513-00000113-yom-soci

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