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2003年05月13日(火) 20時41分

美容機器モニター商法事件 5被告、詐欺認める 元従業員は否認−−神戸地裁/神戸毎日新聞

 健康器具販売会社「アール」(大阪市北区、既に閉鎖)による美容機器モニター商法事件で、詐欺罪に問われた共同経営者ら6人に対する公判が12日、神戸地裁(笹野明義裁判官)であった。5被告は罪を認めたが、同社の元従業員で長野県松本市寿台3、丸山さおり被告(33)は「詐欺の認識はなかった」と否認した。
 5人は、共同経営者の熊本市新南部5、原田浩(51)▽姫路市伊伝居、中村耕一(41)▽住所不定、古賀和仁(35)▽従業員の奈良県橿原市東坊城町、熊谷忠士(53)▽長野県御代田町御代田、田中義喜(32)の各被告。
 起訴状によると、5被告は共謀し、01年6〜9月、兵庫や長野県などの女性ら約20人に、実際はモニター料を支払うつもりはないのに、「ローン返済額以上のモニター料を支払う」などと偽って、1台約50万円の美容機器などをクレジット契約させ、計約1075万円をだまし取った。丸山被告は原田被告らと共謀し、計約390万円をだまし取った。
 検察側は冒頭陳述で、約540人から約2億6500万円の被害に上ることを明かにした。また、原田被告らはさまざまな会社名を使って各地で犯行を繰り返したが、01年10月ごろにモニター商法の被害を新聞報道されると、部下らに「何も知らなかったことにしろ」などと犯行を隠そうとした。 【井上大作】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030513-00000001-mai-l28

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