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2003年05月13日(火) 10時16分
ヤミ金融事件４被告、起訴事実認める（四国新聞）高松市川島本町の貸金業「香川ファイナンス」によるヤミ金融事件で、詐欺罪に問われた高松市生まれ、貸金業栄木正和被告（２９）の初公判が十二日、高松地裁（高梨雅夫裁判官）であり、同被告は起訴事実を全面的に認めた。起訴状によると、同被告は同社従業員ら三人と共謀し、昨年十月から十二月にかけ、十人の顧客に「少額の融資で返済実績をつくれば、次は希望金額を融資する」などと偽り、利息を含めた返済金計三十九万五千円をだまし取った。 検察側の冒頭陳述などによると、同被告らは首謀者の男（３０）＝詐欺容疑で指名手配＝から八百万円の資金提供を受け、昨年十月から同社を運営。逮捕される今年二月までに約七百六十人に約千八百万円を貸し付けていた。 この日は、共犯の高松市一宮町、貸金業市原正平（２４）、同市池田町、同柳原宗史（２６）、同市西植田町、香川ファイナンス従業員中井康裕（２４）の三被告の初公判もあり、いずれも起訴事実を認めた。 http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200305/20030513000118.htm |