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2003年05月12日(月) 20時49分
美容外科９５０万円で和解 あご手術で後遺症と主婦（共同通信）あごを削る形成外科手術の失敗で口内のしびれなどの後遺症があるとして、札幌市の４０代の主婦が大塚美容形成外科医院（東京都豊島区）と執刀医に対し約１２４０万円の損害賠償を求めた訴訟は１２日、札幌地裁（笠井勝彦裁判長）で、医院側が主婦に９５０万円を支払うことで和解が成立した。原告代理人は「和解額からみて、過失が認められた実質的勝訴といえる」と話している。 訴えによると、主婦は１９９８年１２月から数回、同医院の札幌医院で診察と打ち合わせをし、９９年１月、豊島区の医院で、下あごのえら部分の骨を削るなどの手術を受けた。術後、顔面や口内の腫れ、頭痛などの症状が続き、ほかの病院で検査を受けた結果、神経が切れていることが分かった。 現在も口の周りの感覚がなく、食事の際に食べ物が漏れるなど日常生活に影響が残っている。手術の難しさや危険性についても、十分な説明がなかったという。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030512-00000163-kyodo-soci |