悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年05月09日(金) 19時28分

JAえちご上越、農産物表示に偽り−−禁止農薬使用の小ネギを「無農薬」 /新潟毎日新聞

 JAえちご上越(本店・上越市)は8日、頸城村の農事組合法人「アグリセンター久比岐野(くびきの)」(松本祐一代表理事)が、禁止されている農薬を使って栽培した小ネギを、無農薬と偽って販売していたと発表した。アグリセンター久比岐野は、他県産のコシヒカリを新潟県産と偽って販売していたことが4月に発覚したばかりだった。
 JAえちご上越によると、アグリセンター久比岐野は00年夏ごろから02年11月にかけて、水耕栽培している小ネギ「くびきやわ肌みどり」に農薬取締法で禁止されている「オルトラン水和剤」を使用していたという。
 この農薬はネギには使用禁止になっているが、タマネギには使用できることになっている。アグリセンター久比岐野は今年4月になって、ネギには使用できない農薬であることに気づき、小ネギを出荷しているJAえちご上越に連絡した。松本代表理事は「使ってはいけない農薬だと思っていなかった」と釈明した。
 JAえちご上越は、小ネギを出荷停止にするとともに、すでに流通している商品の自主回収を行った。農薬の毒性は低く、小ネギを食べても人体には影響がないという。松本代表理事は「ハモグリバエなどの防除のため使用した。県、頸城村のみなさんにはご迷惑をかけて大変申し訳なく思っている」と謝罪した。【牧野哲士】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030509-00000002-mai-l15

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ