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2003年05月09日(金) 15時21分
＜白装束集団＞「タマちゃんのことを想う会」の代表が福岡県内に（毎日新聞）アゴヒゲアザラシの捕獲騒動を起こした「タマちゃんのことを想う会」の粟野裕司代表（３９）が、「パナウェーブ研究所」を名乗る白装束集団の関連出版社が購入した福岡県内の民家に住み、昨年、売却の交渉役をしていたことが分かった。室内には白い布が張られていたが、近所でトラブルなどはなかったという。登記簿や関係者によると、この出版社は９７年７月に木造２階建て民家を購入し、直後から女性のお年寄り、中年男性と比較的若い男性ら少なくとも３人が住むようになったという。近所の人たちには「平松」と名乗っていた。 民家の中を見た関係者によると、４室のうち３室は内部に白い布が張られており、意味を尋ねると「電磁波」のことを話したという。家中の電灯をほとんどつけっぱなしにするなど異様な行為もあったが、近所付き合いはなく、迷惑をかけることはなかったという。 昨年夏ごろ、粟野代表が周辺の不動産業者にこの家の売却話を持ち掛け「会社で急に金が必要になり、売りに出さなければならなくなった」と話したという。同年９月に売却された。関係者は「テレビニュースで粟野さんが出ていたので驚いた。粟野さんも住んでいたようだが、対応は紳士的で、売買契約の際も別に問題なかった」と話している。【三森輝久】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030509-00001054-mai-soci |