携帯電話の使用料　障害者は半額にＮＴＴドコモ（東京新聞）

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2003年05月09日(金) 00時00分

　ＮＴＴドコモは八日、障害者に対して基本使用料などを半額にするサービス「ハーティ割引」を九月からグループ八社で実施する届け出を片山虎之助総務相に提出した。行動範囲を広げる携帯電話を割安にすることで、障害者の社会参加に貢献したいとしている。

　基本使用料のほかに、ｉモードや留守番電話サービスなど追加機能の使用料も５０％割引とする。

　身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている人が対象で、契約者一人に対して一回線まで。申し込みが必要で、八月二十一日から全販売店で受け付ける。サービスの適用は九月一日（十月請求分）から。

　立川敬二社長は、障害者の社会参加に貢献する精神は「国際社会で常識」と説明。今後は、誰もがより使いやすいユニバーサルデザインの携帯電話の開発にも取り組みたいとした。