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2003年05月08日(木) 08時45分
格安航空券で差額浮かす 広島の放影研の事務局長（共同通信）放射線影響研究所（広島市）の事務局長（５８）が米国へ出張した際、格安航空券を利用しながら、ビジネスクラスの正規運賃を受け取り、差額約４０万円を浮かしていたことが８日までに分かった。同研究所は日米両政府が厚生労働省と米エネルギー省を通じて資金を出している財団法人。公務員では既に領収書による実費精算が一般的だが、同研究所では正規料金を支払う方式だった。 事務局長によると昨年６月、ワシントンで会合に出席するため９日間の日程で渡米した際、内部規定通りにビジネスクラスの正規料金５７万円を受け取ったが、実際は成田から往復１５万円以下のエコノミークラス格安航空券を購入し、差額を取得した。同行職員２人も、エコノミークラスの正規料金と格安航空券の差額約３０万円を得たという。事務局長は昨年度、長崎などへの約２０回の出張でも、新幹線、在来線のグリーン車料金を受け取り、約２０万円を浮かしたという。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030508-00000028-kyodo-soci |