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2003年05月08日(木) 23時28分

消費者金融、成長神話に陰り…大手3社が減益読売新聞

 消費者金融大手4社の2003年3月期連結決算が8日、出そろった。景気の低迷で貸出先の自己破産が急増するなど貸付金を回収できない貸し倒れ損失が増えたことが利益を圧迫した。

 連結子会社の業績が好調だったアイフルを除いた、アコム、武富士、プロミスの3社が減益となり、低金利下で急激に業績を伸ばした消費者金融各社の成長にもかげりが見え始めた。

 一般企業の売上高に当たる営業収益は、信販子会社ライフが好調だったアイフルが前年同期比13・2%増の4494億円と、初めて業界首位となった。アコム、プロミスは無人店舗を増やすなどして増収を確保したが、武富士は、貸付金の回収率を高めるため貸出限度額を前年同期より15—20%減らしたことが減収につながった。

 経常利益では、大口の融資先には金利を優遇するなどして平均利回りが下がったことと、景気低迷で融資を受けた人の自己破産が増え、貸し倒れも急増していることが重荷となっている。

 プロミスによると、昨年4月から今年2月までに自己破産を申請した件数は前年度比30・9%増の20万4000件に達した。貸し倒れ損失と貸し倒れ引当金の繰入額を合計した「貸し倒れ費用」は、武富士が同49・2%増の1405億円、アコムは同60・4%増の1156億円と急増し、利益を圧迫する大きな要因となった。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030508i414.htm

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