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2003年05月07日(水) 23時02分

白装束代表 元気な声で「死ぬ」スポニチ

 白装束集団「パナウェーブ研究所」の「千乃裕子」を名乗る女性代表(69)が6日、騒動ぼっ発以来、初めてテレビ局の取材に応じた。「あと4、5日で死ぬ」としながらも声は元気いっぱい。「過激派の攻撃で失禁を強要されている」など意味不明の主張を展開した。集団の車列はこの日夕、山梨県入り。女性代表は同県の大泉村に向かうとしていたが、住民側が検問所で猛反対の怒号。集団側は夜になって「大泉村には行かない」と態度を一転させ、混乱ぶりがあらわになった。

 「千乃大王妃様」(集団)と称される女性代表の肉声は、死が間近に迫っている重病人とは思えないほど、元気なものだった。

 集団側は6日朝、「タマちゃんのことを話したい」などとして、フジテレビの安藤優子キャスターを指名。しかし、居合わせなかったため、同局の男性アナウンサーが代行。集団側は男性アナに白装束を着せ、うず巻きマークのシールが壁や天井にビッシリと張られたワゴン車内に招き入れた。同局によると、マイクなどをすべて白い布で覆うことが取材の条件だった。女性代表は白装束ではなく、水色のセーターに紺のズボンといういでたち。顔もふっくらとしていたという。

 集団はこれまで、女性代表は末期がんで、脳出血まで併発しているとしてきた。代表は「本当なら集中治療室にいなければいけない。1日に薬を100錠のんでいる。脳いっ血で言語障害が出ている」としながらも、約25分間、時に声を荒らげてまくし立てた。

 パワフルに会話できる理由は「天上界のエネルギーをもらっているから」。「天上界のミカエル様の指示で、食事は(1日)1回はとっている」などとワゴン車内での生活も語った。

 集団が各地の公道で不法占拠を続けていることについては「申し訳ないと思う」としながらも「マルカ(過激派)の攻撃がひどくて、失禁強要されて逃げ回っている」と強調。「地球には核施設が多すぎるのでニビル星が接近し、巨大地震、大洪水、津波が起きる。地球人類が滅亡しますよ!」と“警告”した。また「山梨県のドーム形の家なら過激派の攻撃を避けられる」として、パナウェーブ研究所の関連施設のある同県大泉村に向かうことを明らかにした。

http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2003/05/07/01.html

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