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2003年05月06日(火) 06時42分

カラフルなタグやICチップ 万引き対策に新システム朝日新聞

 後を絶たない書店の万引き被害。その対策に、新商品の開発が進んでいる。薄くカラフルな防犯タグ(札)が登場、書店を丸ごと防犯仕様にするシステムの検討も進んでいる。

 都内をはじめ首都圏で約180店舗を展開する「文教堂書店」は、万引き被害総額が年間約4億円から5億円に上る。これは、売上高の約1%にあたる。同書店は昨秋から一部の店にセンサーを置き、本に張ったタグと反応させる防犯システムを試験的に始めた。

 その書店向け防犯タグに、新商品が登場した。先月都内で開かれた書籍の見本市「東京国際ブックフェア2003」では、万引き対策商品を集めたコーナーが初めて設置され、そこに、ラッピング用品のようなカラフルな新商品が並んだ。

 バーコードを印刷してある従来型のタグに比べて薄く、色と形が自由自在に加工できることが特徴。まるでシールのように、書店のロゴマークを印刷したり、値札代わりにしたりすることが可能だ。

 商品化したのは情報通信材料メーカー、「リンテック」(千代田区)。同社の情報通信担当の坂下仁課長は「防犯グッズと意識せず買い物ができるはず」と話す。今夏には正式販売する予定にしている。

 一方、コンピューターを使い店舗を丸ごと「防犯仕様」にする取り組みもある。防犯機器メーカー「チェックポイントシステムジャパン」(千代田区)は、ICチップを利用した店舗管理システムを検討中だ。どの本が棚から取り出されたか、レジでどの本が売れたかをコンピューターで集中管理し、センサーを組み合わせることで、防犯面での効果が期待できるという。(05/06 00:28)

http://www.asahi.com/national/update/0506/001.html

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