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2003年05月04日(日) 00時00分

『プーさん』著作権 ディズニー敗訴危機 ロス連邦地裁が暫定判断 東京新聞

 【ニューヨーク3日共同】世界中の子どもたちに親しまれている「クマのプーさん」キャラクターの著作権を原作者の子孫が取り戻せるかどうかが争われた訴訟で、ロサンゼルスの連邦地裁は原作者側敗訴の暫定的な判断を示した。ロイター通信が二日、原作者側弁護士の話として報じた。

 これにより、プーさんの原作者、英作家ミルンの子孫とともに原告に名を連ねていた米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは敗訴の危機に直面した。

 ディズニーは、プーさんキャラクターの著作権を持ち、原作者の子孫と対立する米スティーブン・スレシンジャー社との間で十年以上にわたり、別の損害賠償請求訴訟を争っている。今回の司法判断が確定し、賠償請求訴訟にも敗北すれば、ディズニーは数億ドルの損失を被る見通し。

 一九三〇年にミルンから著作権を買い取ったスレシンジャー社は、プーさんキャラクターの使用をディズニーに認めたのに、同社がきちんと使用料を支払わないと主張していた。

 ディズニーはスレシンジャーとの関係を断ち切り、著作権を原作者の子孫に取り戻すことで、自社に有利な形で「プーさんビジネス」を展開したい意向だった。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030504/mng_____kei_____001.shtml

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