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2003年05月03日(土) 01時56分

「日本国憲法の誕生」国会図書館がネットで重要文書公開朝日新聞

 国立国会図書館が3日から、ホームページ上で「電子展示会 日本国憲法の誕生」を始めた。研究対象として扱われがちな憲法の制定過程にかかわる重要な文書をインターネット上で公開し、多くの人に憲法への関心を持ってもらうのが狙い。

 公開するのは、関連資料を全国で最も多く保管し、研究している同図書館憲政資料室の文書や、同館が米国から収集したGHQ(連合国軍総司令部)関係の文書など100点。通常は同室で許可を得ないと閲覧できないが、解説や写真も含めて画面上で自由に見られる。

 内閣法制局長官として閣議での憲法の制定過程をつぶさに見ていた故・入江俊郎氏による「憲法改正経過手記」(1946年1〜5月)もその一つ。「五時半になって幣原総理、松本国務大臣は参内した。六時半に食事し七時から閣議再開した。(2人は)間もなく参内から帰って来られて天皇も、ことここに至った際自分としては意見はない。それでよろしいと申された旨を伝へられた(中略)余は目頭があつくなるのをどうすることもできなかった」などの記載がある。

 編集している高見勝利専門調査員は「憲法の制定過程をめぐる生々しいやりとりが随所に出てきて本当に興味深い。中高生には難しい原文も多いが、逐次わかりやすい文章も添えて、読みやすくしていきたい」と話している。(05/03 00:55)

http://www.asahi.com/national/update/0503/003.html

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