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2003年05月02日(金) 20時37分
借金返済トラブル事件で元ヤミ金業者らを逮捕 傷害致死などの容疑で−−県警 ／広島（毎日新聞）東区東蟹屋町のアパートで００年１２月、同居女性（７６）の借金返済のトラブルに巻き込まれた無職、吉田一男さん（当時７８歳）が金融業者から暴行を受けて死亡した事件で、県警捜査１課と広島東署は１日、安佐南区出身の元金融業者、貝塚歴被告（３５）＝すでに別の傷害罪などで起訴＝と住所不定、無職の大塚一成容疑者（３８）を傷害致死などの疑いで逮捕した。共犯の住所不定、無職の上田享容疑者（２８）も先月２２日、同容疑などで逮捕されている。調べでは、貝塚被告ら３人は共謀して、００年１２月６日午前１時５０分ごろ、女性の部屋に窓ガラスを割って侵入、就寝中の吉田さんに殴るけるの暴行を加え、約７時間後に死亡させた疑い。事件当時、女性は不在。吉田さんは足が悪く、寝込みがちだったという。 貝塚被告は違法な高金利で金を貸し付けるヤミ金融業者だったとみられ、女性もこの業者から約２０万円の借金があったという。貝塚被告らは返済期日ごとに女性宅を訪れ、暴力的な取り立てを繰り返していたとみられる。 【遠藤孝康】（毎日新聞） |