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2003年05月02日(金) 11時07分

県が業者に回収命令/医薬品成分を含む健康飴琉球新報

医薬品成分を含みながら無許可で販売されていた「健康飴」
   県薬務衛生課は1日、インターネットを通じて無許可で医薬品成分を含んだ「健康飴」を販売していたとして、健康食品販売業者「三蔵」(本社・沖縄市海邦町)に対し、販売した商品の回収命令を出し、同社にあった商品1袋を回収した。同社はこれまでに県外を中心に82袋(10個入り)を販売している。
 「健康飴」からは消炎鎮痛剤のインドメタシンなどが検出されており、服用を続ければ、副作用として糖尿病や緑内障、腹痛などを起こす可能性がある。同課は流通ルートの解明を進めており、購入や服用などの情報があれば、保健所に相談するよう呼び掛けている。
 同課によると、在インドネシア日本大使館の職員がインターネットで「健康飴」が通販されているのを確認し、4月23日に県に通報した。県福祉保健所職員が同日、沖縄市の同社を訪れ、「健康飴」を回収した。
 衛生環境研究所で成分を検査したところ、医薬品成分のデキサメタゾン(副腎皮質ホルモン)が1個当たり0・492ミリグラム、インドメタシン(消炎鎮痛剤)が同26・7ミリグラム検出された。
 同社は昨年1月ごろからインターネット上で、「リウマチや関節の痛みに効く」などのうたい文句で、1袋1万5750円で販売していた。これまでに県外12人、県内1人に対し計83袋を販売。商品は中国からの輸入品とみられ県内の個人業者から納入していたが、この業者と連絡がとれず製造元など流通経路は分かっていない。
 「健康飴」には製造元や成分表、賞味期限などは一切記載されておらず、食品衛生法にも違反している。
 回収命令を受けたことについて同社は「県にすべて話しており、コメントできない」としている。(琉球新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000013-ryu-oki

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