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2003年05月02日(金) 18時51分

丸紅畜産鶏肉偽装・岩手ルート初公判 幹部ら2被告と法人、起訴事実認める /宮城毎日新聞

 大手商社・丸紅の子会社「丸紅畜産」(東京都千代田区)の鶏肉産地偽装事件で、同社札幌営業所を舞台にした「岩手ルート」の初公判が1日、仙台地裁(本間栄一裁判長)であった。
 ブラジル産の鶏肉を国内産と偽って出荷し不正競争防止法違反(原産地・質量等を誤認させる取引)の罪に問われた▽同社札幌出張所元所長、平岡一馬被告(49)=札幌市西区▽下請けの食肉処理加工会社「住田フーズ」(岩手県住田町)元業務部長、高橋義和被告(47)=同町=の2人が起訴事実を認めた。法人としての丸紅畜産も起訴事実を認めた。
 検察側は冒頭陳述で「住田フーズの取引先変更により、丸紅畜産への出荷量が減って販売先への欠品が生じることを恐れた平岡被告が、高橋被告に比較的品質の良いブラジル産鶏肉を国産鶏肉として納品するように求めた」と指摘した。
 起訴状などによると、高橋被告は平岡被告の指示で、01年12月から02年1月にかけ、ブラジル産鶏肉約7・5トンを、「岩手・住田産」と印刷されたビニール袋などに詰め替えて偽装。北海道の食肉卸売会社に納品した。【棚部秀行】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000003-mai-l04

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