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2003年05月02日(金) 19時24分

下水道点検商法にご用心 作業服姿で訪問の男、清掃勧め代金請求 /新潟毎日新聞

 ◇消費者センターに相談急増−−新潟市
 「『下水道の点検に近所を回っている』と作業服姿の男性に訪問され、清掃を勧められたので頼んだら、代金を請求された」などの相談が、新潟市消費者センターに急増している。【柴田真理子】
 ◇下水道業務課「必要なし」
 同市下水道業務課は、各家庭の下水道は詰まった時に対処すればよく、「清掃や点検は必要ない」と話している。同センターと同課では勘違いし不必要な清掃を頼み代金を支払っているなどとして、「もし支払ってしまっても、クーリングオフ制度が利用出来るので、早めに相談してほしい」と注意を呼び掛けている。
 同センターには、同様の相談が02年度に24件寄せられた。今年3月が8件、4月は30日現在で7件、と急増している。02年度の相談者は70代が8人、60代が7人と高齢者が多い。
 同センターが聞き取った相談者の話をまとめると、作業服を着た男性が訪れ、「近所に住む皆さんの(家の下水道の)点検をして回っている」などと話す。応対した相談者は「市が行っているので義務だろう」と勘違いしてしまい、その男性に点検を依頼する。
 点検後に「汚れているので清掃が必要だ」と言われたので、清掃を承諾する。男性は清掃を行ったうえで、1万6000〜2万円の清掃代金を要求する。約30万〜約50万円の浄水器を勧めるケースもあったという。
 同センターによると、全国的には上水道を対象にした同様の手口も増えている。上水道も点検・清掃の必要はない。この場合、下水道と異なりクーリングオフの対象とならないため、さらに注意が必要だ。
 同市下水道業務課にも、4月に入ってから「下水道の点検に来たが、市で強制的に行っているのか」とたずねる電話が多くなっているという。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000002-mai-l15

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